様々な職員の活躍

様々な職員の活躍

第45回 記事様々な職員の活躍

2025.12.26

様々な職員の活躍

様々な職員の活躍

この園には様々な年齢層の職員が在籍しています。また、常勤保育士のほかに短時間勤務の職員が在籍して保育に携わっており、全職員で全園児を保育することを園の方針としています。

午睡(午後のお昼寝)の時間にクラス担当の保育士が事務所に集まり、午前中の保育状況を報告し合う会議ができるのも、短時間勤務の職員が保育室でお昼寝をしている子供の状況を見守ってくれているからです。もちろん、短時間勤務の職員にも子供それぞれに関する情報は共有されており、クラス担当の保育士の補助として、子供の思いがけない行動への対応に気配りできる存在になります。公園に散歩に出かけて遊ぶことが良くありますが、みんなと離れて遊ぶ子供がいるときは、こうした職員が寄り添って見守ります。子供たちの心と身体の安全を確保するために欠かせない存在です。

また、園の門扉から玄関への通路に、季節の花が植えられたプランターが並べられて、登園の時、お迎えの時に保護者への癒しの雰囲気を醸し出したり、保護者との会話のきっかけとなったりしています。この花を置くことを提案し、積極的にお世話をしているのは短時間勤務の職員です。また、園庭の一角に畑を作り、野菜を育て、収穫して食育につながるように積極的に担当したのも短時間勤務の職員です。

短時間勤務の職員の年齢層は様々で、保育士資格を持たない職員も一部いますが、常勤保育士と共に子供たちの育ちに温かく豊かに関わっています。

地域の理解ある応援

地域の理解ある応援

子供たちが散歩に出かけて公園で遊ぶ時、公園内のゴミを拾いながら危険な状況がないか確認するのが保育士の重要な仕事です。空き缶、ペットボトルなどを拾い集めるほかに、たばこの吸い殻が落ちていないか、丁寧に探します。ベンチの周りに捨てられていることが多いので、落ち葉が敷き詰められた地面も丁寧にかき分けて「年少児が間違って口にしたら大変」と目を皿のようにして探し、拾い集めます。

このような保育士の姿を地域の人たちがしっかり見てくれていました。保育士たちが子供の安全を守るために当たり前にしていることが、地域の人達から見ると、とても素晴らしく感じられたようで、自治会長さんから賞賛と感謝の意を記した手紙が届けられました。閑静な住宅街の中にある園なので、子供たちの歓声が響いて迷惑ではないかと気遣っていましたが、近隣の住人からの騒音などの苦情は全くありません。「子供の声はね、街の宝だから気にしなくてもいいですよ!」と、近所の方からのうれしい言葉も届けられています。


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第44回 記事 保護者との良好な関係づくりの工夫

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