地域と共にある保育園

地域と共にある保育園

第46回 記事地域と共にある保育園

2026.2.6

放課後の居場所づくり

放課後の居場所づくり

駅を降りて、温かみのある商店街を抜けると、住宅街の中から楽しげな子供たちの声が聞こえてきます。園庭では、子供たちが輪になってゲームを楽しんでいます。園庭のすぐ横にある園の入り口付近には、ゆったりとしたスペースが設けられ、いくつかのテーブルや椅子、そしてキッチンカーが並んでいます。明るく和やかなこの場所には、夕方になると小学生たちが自然と集まってきます。卒園児はもちろん、その友だちや保護者も気軽に立ち寄れる、地域に開かれた場所です。子供たちはこのカフェスペースに用意されたカードゲームやボードゲームで遊んだり、キッチンカーで提供されるお茶やジュース、手作りのお菓子を楽しんだりしながら、人と人とのつながりが自然に生まれています。

この場所を作るきっかけとなったのは、町会長さんからの相談でした。「放課後の子供たちの居場所を地域に作りたい」、その思いに応えるために、この場所が作られました。だんだんと人が集まるようになり、今ではボランティアで参加している大学生や、将来保育士になる夢を持っている、中学生になった卒園児なども来ており、様々な世代が交流する場にもなっています。オンデマンドタクシーの乗降所もそばにあるので、地域の高齢者の方が立ち寄ってくれることもあります。

子供たちがたくさんの大人に見守られ、安心することができ、自分の居場所があると感じながら過ごせる空間は子供たちの心の育ちの支えとなっていくことでしょう。

広がる地域交流

広がる地域交流

地域の商店会とも積極的に関わりを持ち、ハロウィンイベントの際には、仮装した子供たちが町を歩き、あらかじめ商店会の人に預けておいたお菓子を渡してもらうなど、交流を深めています。毎年恒例となっており、子供たちも、地域の方も楽しみにしている取り組みです。

また、駅のバスロータリーがリニューアルオープンする催しが行われたときには、保育園から「出演したい!」と手を挙げ、職員全員でダンスを披露しました。衣装や小道具、応援グッズを手作りし、子供たちも観客として応援してくれて大変盛り上がりました。

保育園は、子供を預かり、子供の健やかな成長を支える場所であるだけでなく、地域の大切な社会資源であり、地域からも保育を支えてもらっています。

保育園の存在が地域の財産となるような取り組みは、子供たちの未来を支えていくことにつながっています。


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